商品紹介

秋冬野菜の紹介

秋・冬野菜と特徴&レシピ            2017215

みやま小蕪

金町系こかぶの最高品種。中かぶまで育てても玉割れ少なく、肉質ち密で甘味ありおいしい。

生でサラダにしてなめらかな食感をお楽しみ頂いても結構ですし、オリーブオイルで焼いて、

良い塩をかけるというシンプルな調理法もよろしいかと思います。

また、お客様からは、生を薄くスライスして、チーズやアボガド、サーモンなどを挟んで食べると、オードブルとして最高とのことでした。聖護院大根のように千枚漬けにしておいしかったとのご報告も頂

いております。

みやまこかぶ4個set

寄居蕪

新潟の地方野菜で中型のかぶで扁平。

肉質は非常にち密でしかも柔らかく甘味に富む。

実が締っており、長時間煮込んでも煮崩れしにくい。

香が高く素晴らしい。

蒸したり、スープ、煮物に最適です。

またソテーにして軽く自然塩を振るだけでも結構行けます。

 

聖護院蕪

京都の伝統野菜。天保年間(1830年代)から薄切りにした漬物が千枚漬けとして広く知られるようになった。

平均的に1kg強になる大きな蕪ですが自然栽培だと少し小さくなります。

簡単な千枚漬けの作り方

材料

聖護院蕪 500g(聖護院大根で作る場合も同じ)

細切り昆布  蕪の場合は本利尻がおすすめ

       大根の場合は真昆布がおすすめ(河野豊)

鷹の爪  1本分

漬け汁A

砂糖   50g

塩    小さじ2杯半

酢    大さじ2杯半 

作り方

 ①ビニール袋にAを入れ混ぜる。

スライスした蕪(もしくは大根)の間に、昆布と鷹の爪を適当にはさみ①のビニール袋に入れ軽くもむ。

液につかるつかるように空気を抜いて袋の口を縛る。

       ③冷蔵庫に入れて23日目からお召し上がりください。

聖護院蕪400

小松菜

一番お手軽な小松菜の食べ方をご紹介いたします。

 (先日お送り致しましたお客様複数から頂きました)

  ○「電子レンジで軽くあたため、調味料なしでそのまま食べ始めたところ

すべて食べきってしまいました。

    甘味のある濃い味に、家族一同感激。」

  ○「葉もやわらかいけど、茎がシャキシャキしておいしかった。

  ○以前、野沢菜のいいものを買ったが、それを上品にした感じ。 

  ○「ごま油で軽く炒め、少し天塩を振りかけるだけ。

  ○シンプルでおいしい。

  ○「お漬物にしたら、野沢菜漬けになった。鷹の爪とこんぶを入れてつけました。」

新晩生小松菜

    埼玉の地方野菜であるが、繊維が強く固い量販向きのF1種(育てやすく、束ねやすい)に押されて約30年前に市場から姿を消しました。

伝統的な小松菜の柔らかな食味を持っております。

シャキッとしてみずみずしいのが特長で、いため物でも歯応えがあり、味も濃く深いものです。

    おひたし、煮物、漬けもの、味噌汁や雑煮、ラーメンの具など何にでも合います。

       

早生丸葉小松菜

非常に古くから栽培されている品種でコマツナの原種に近いものです。しかし、茎が細くてポキンと折れやすいので収穫時は気を使います。従って、市場には出回りません。

自分で種を探して栽培するしかめったに食べる機会はないものですが昔ながらのホンモノの小松菜です

おひたしや汁の実、胡麻和えにする他、油炒めでビタミンAの吸収も良く、一夜漬けもおいしいです。

栄養価も高く、味も極上と言われております。

大根

源助大根の一番簡単な食べ方のご紹介

(お客様から頂きました)

    ○ふろふきにしようと思いましたが、生で少し食べたらあまりに甘くて味が深いので、スティックにして食べてしまいました。

打木源助大根   

加賀野菜、甘味が強く、肉質がやわらかく、それでいて煮崩れしません。

煮ているときの香も良く、中身がつまっているので食べ応えがあります。おでん等煮物には最高です。 

代表的調理法 ・・・ふろふき大根、ぶり大根、おでん

 

大丸聖護院大根   

京都の伝統野菜。肉質はとても柔らかいのに煮崩れしない。

辛みや大根臭さが少なく、甘味があり田楽や煮物に最適。

生のまま、サラダに使っても、辛み少なく甘味ありおいしいです。

ふろふき大根

青首大根とは異なり、とろけるような格別の味が楽しめます。

下ゆでのかわりに蒸して、八方だしで蒸し煮込みをいたします。

みそは土手みそ(「日本のおかず」 京味 西健一郎著)

もしくは

赤いたきみそ(「京都・瓢亭 四季の日本料理」高橋英一著)で

お召し上がりください。

なお、京都瓢亭の「ふろふき大根レシピ」をお付けしておきますのでご参考にしてください。

簡単料理のおすすめは、千枚漬け。

「クックパッドの 超簡単 聖護院大根の千枚漬け」を参考に我が家でもやってみました。確かにおいしかったです。先輩の大阪のおこぶ問屋から頂いた良いおこぶのたちはしを少量いれておきましたので、細切り昆布にしてお試しください。

おこぶは島ものの「本利尻昆布」と「真昆布」をお付け致しました。聖護院大根には、「真昆布」の方が合うと思いますが、お好みでどうぞお試しください。

かぶではないので、少し歯ごたえはありますが、漬けておくと次第になじんできてじっくり楽しめます。なかなかのものです。

 聖護院大根400

黒田五寸人参

色が濃く、カロチン含有量が非常に高い。肉質柔らかく人参臭が無く食味が良い。特に生食やジュース等のヘルシー食品としても最高。

とにかく、甘い人参でやわらかく食べやすいです。

スティックにして生でお食べになる方も多いです。

私どもは、葉もお付けしております。

なお、葉は、韓国風にチジミにされてもおいしいですし

てんぷらにして頂いてもおいしく頂けます。

また、塩こぶと軽くもみ、つゆの素、ごま油であえると、和風のサラダになります。

 黒田5寸人参2

野崎2号白菜

マーケットに出ることはない貴重な品種です。

    まずは、生で少し食べてみてください。

    マーケットの白菜とは全く違って、白菜のくせがないのに驚かれると思います。みずみずしく柔らかいので、サラダにして  頂きました。。

一般的には浅漬け、煮物に最適と言われていますし、実際に煮物にすると、トロトロになり絶品です。

    本来味が良いので有名なのですが、カットするとばらばらになり切売りに適さない、葉が柔らかく出荷の際に痛みやすいという理由で今や店頭にほとんど出回らなくなりました。

    愛地の伝統野菜です。

出荷にはF1種の白菜を栽培するが、自家用には野崎2号白菜を栽培する農家もあるほど人気が高いものです。

      野崎2号白菜

キャベツ 中生成功甘藍   

生食から炒め物、漬物等キャベツ料理になんでも向きます。

えぐみがないので、スライサーで千切りにされ何の味付けもなしで

生でいくらでも食べられます。

お客様には,1/4カットをスライスし、何も味付けせずに食べてしまわれた方もおられます。体にスーッと入って行く感覚とのことでした。

日本ホウレンソウ

すべてのホウレンソウの中で最もおいしいと言われています。

    アクが少なくて食味が優れています。

    おひたし、あえもの、うどん・そばのかて、炒め物

    サラダなど。

    私は、サラダがおすすめです。

    無肥料栽培すると殊に甘味がのっておいしいからです。

    日本ホウレンソウ

大葉春菊

    柔らかくアクが少なくやさしい味です。

    鍋はもちろん、生のままサラダにしてもおいしいです。

    酢味噌や和風ドレッシングが良く合います。

    鍋の場合は、さっと火を通す程度にしてください。

 春菊の香はいたしますが、えぐみが全くありません。

 大葉春菊

大和太ネギ

奈良県の地方野菜で柔らかく甘味があります。

一番おいしい食べ方は、焼いて良い塩をふりかけてください。

私自身、ネギの匂いがしなくて、あまりにおいしいので

これだけでめったに飲まない日本酒を2合も飲んでしまいました。

特に白い部分は、特有のとろっとした味わいが最高です。

奈良県のホームページ

http://www.pref.nara.jp/8028.htm

では、白根部分にタンパク質や辛み成分が多く

含まれ、熱を加えることで特有の甘味と風味が出てくる。

緑色の葉先までおいしく食べられます。

料理法:すき焼き、煮物、焼き物

例)大和太ネギの焼き浸し

  大和太ネギを直火で焼いて、お浸しにする。

  このネギの特性である歯ごたえのよさと豊かなぬめりが引き立ちます。

●作り方 4人分

1 大和ふとねぎは25センチ長さに切り、焼き網で焼いて表面に焼き色をつける。

2 つけ地のだし汁と調味料を合わせ、1のねぎを加え、やわらかくなるまで煮て、そのまま冷ます。

3 器に盛りつけ、糸花がつおを添える。

●材料 4人分

大和ふとねぎ 2本

つけ地    だし汁 800ml

みりん 80ml

薄口醤油40ml

塩   小さじ13

糸花がつお   適量

       

紅はるか

1カ月寝かしています。

寝かせることで粘質が高まり糖度がぐっと増します。

    スイーツ系のお芋です。

    私は、シンプルに水で丸洗いして、焼き芋にして食べます。

    皮ごと全部食べると胸やけもおこりません。

    調理法:焼き芋やてんぷら

        加熱調理後の肉質がなめらかなので、ペーストにしてスイートポテトやプリンにします。

例)焼き芋

●材料  

紅はるか 1本(150g程度)

●作り方

  1. サツマイモを水洗いします。

  2. サツマイモをアルミホイルでくるみます。

  3. サツマイモをフライパンに入れ、

    蓋をして弱火~中火で20分。

  4. くしをさして中まで通れば、できあがりです。

 ヤラピンが多く含まれていて、食物繊維とともにお通じをよくして

    くれるそうです。

      紅はるか2本セット

紫芋・パープルスイート

甘さは、上品なおとなしめの甘さです。

一般的には薄味なのですが時間をかけて寝かしましたので、

普通のサツマイモと同じ甘味を持つようになりました。

鮮やかな紫色が特徴で、サラダに重宝されています。

アントシアニンが目に優しいのでしょう。

スイーツだけではなく、おかずにも活用されております。

 紫芋2本セット

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苗用の土作り

河野農園では、お野菜もお米も苗作りから始まります。

種を播く土も無農薬・無肥料のそれぞれの畑や田の土を使います。

粘土質の土塊をこぶし大まで崩して乾かし

何回も木槌で砕いてふるいながら「土」を取って行きます。

お野菜用の畑の土は5mm以下、お米用の田の土は3mm以下までふるいます。

土埃がひどいので防塵マスクを着用します。

こうして作った土に,培土やくん炭を混ぜた土に種を播くのです。


 

足かけ3年の基盤整備工事

 

2017年から新規に農地を借り入れしましたが、

 

残念ながら湿田で排水性も湛水性も乏しい状態のモノでした。

 

大型機械を入れても緩くて収穫を放棄するような田んぼで、私どもの持つ小さいトラクターを入れますと、泥にはまって出られなくなってしまう様な地盤の緩い土地でした。

 

給排水の配管位置がわからない。

 

あるいは機能していない。

 

法面が崩落している、漏水が著しい。

 

地面の傾斜が偏っているなど等の問題から、すぐに作付けできるような土地ではありませんでした。

 

そのため、夏場の晴れ間などを使い、こつこつと排水管の再敷設、

 

外溝の掘削、崩落法面の補修などをして、ようやく湿田を畑の圃場として利用できる形に整えました。

 

 

 

はじめはバックホーを入れるのもお腹をすってアームで移動しなければ動けないような場所でしたが、

 

少しずつ排水性を良くしながら、

 

時間と労力をかけて利用できるように改善しました。

 

 

 

中山間部の農地は大体みな同じような状態ではないでしょうか。

 

大規模な圃場整備をしてから当地では40年が経過し、

 

大規模化、機械化などの取り組みなどがあったそうですが、

 

大きい田んぼでもせいぜい23反で、のり面が高く、平野部で見られる畔を乗り越えての

 

圃場の移動などが無理な場所が多いため、農機の移動も、畦畔の草刈りの労力も平地とは全く違います。

 

そんな山間部ですが、

 

地道にコツコツと取り組んでおります。

BEFORE

工事前

 AFTER

工事後

種取り用ハウスの完成

 

18年末から新規圃場の基盤工事と並行して進めていたのが種採りハウスの建設です。

 

山が近く、周辺からの受粉の可能性も少ない場所ではあるものの、水はけの悪い死地を改良しての建設です。

 

もともと地下水位が高い場所でしたが、畝を高く盛ることで野菜が問題なく育つことは確認できていましたので、土台を作りその上に土を盛り、畝を立ててからの、建設基準の作成。

 建設開始

基盤工事に注力していたため、19年から骨格の建設をはじめました。アーチパイプを配置し、背骨となる直管を5本固定しましたが、やはり地盤が緩いため、場所により水引線より5cm沈むという状態に。

 骨格

アーチの穴に小石など詰め込んで固定してはいましたが、建設を進めて鉄管の骨がそれぞれ組み合わさると重さもそれなりになります。勝手に沈みます。

 

ということで丸太を切って下鉄管と地面の間にかませてジャッキアップ。これで下がりすぎることはなくなりました。一通りの骨組みを組むのは終えて、19年の秋に聖護院蕪の種を撒き、骨組みだけのハウス内で栽培開始です。

 聖護院蕪

20年の1月に入り妻面の建設も終えて、本格的にビニールや防虫ネットの展張となるのですが、綾部では3月に岸焼という川岸や農道・畔などの冬の枯れ草を焼き払う行事があります。

 

山が近いので結構な法面があり、毎年焼くのですが、ビニールハウスにとっては火の粉が飛んで触れると穴の原因になります。今年は雨のため中止になりましたが、当日の天気によるので、中止か岸焼が終わるまでビニールは張れませんでした。そうこうしているうちに無事に育った聖護院蕪は花芽を伸ばし始めます。あまり大きいとは言えませんが霜にも虫にも負けなかった、形の良いものを残して間引き、選抜をします。

 

1月には防虫ネットを張り、岸焼中止後に天井ビニールを張り、急ピッチでハウス外観を建設。無事開花までには扉もついて建設が終わりました。今は開花してくる菜花にひたすら受粉作業をしています。

完成 

今年から夏野菜の一部も植え付けをし、交雑の心配が低いものを種採りしていく予定です。

 

  



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店長ご挨拶

綾部市に移り住んではや6年、木村秋則式自然栽培に学び、無肥料・無農薬での栽培を行っております。
4年間土作りに取組み、まだまだ田んぼの土ですが、そんな中で頑張って根を張り、一生懸命育ったお野菜をご提供しております。
永続可能で環境負荷の低い自然栽培で育った、自然の深い味わいと、変化をお楽しみ頂ければ、幸いです。
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