イベント案内

11月18日山田先生&荻原先生セミナーの案内

1118日の山田・荻原講演会に寄せて

                       自然栽培農家 河野農園 河野 豊

種の問題と食の問題はつながっております。

これにとどまらず、すべての社会問題の根源がつながっています。

その問題の根源は、現在、政治経済の中心となっている短期利益追求型思考のグローバル企業の行動パターンにあります。

グローバル企業の行動パターンとは、世界平和・世界同一基準・国境のない人的移動の自由・統一通貨・開放された世界市場・個人主権(隠された企業主権)を求めるものです。

これを私は「世界統一思考パターン」と称しています。

これらは、戦争のない平時&災害の無い仮想世界を前提としております。

これに対して「国・地方の固有文化を重視する思考パターン」とは、過去の歴史・文化感を尊重し、その国・地方の永続発展を願うものであり、それは「生きている」家族の存続を願い、戦争を含む将来起こるである災害に対して自立&自衛の確保・危機管理を重視するものです。

これは、すべての生物の存続目標である「生命の伝達」が基盤となっております。

その意味で、「国の基が農である」と言われております。

単に「食の確保」が重要という意味ではありません。

第一次産業が「生命産業」であることを忘れてしまったことが、地方固有の文化・思想を弱体化させ、地方は工業化の波に飲み込まれてしまいました。

どこの国においても、その両思考がせめぎ合いながら調整されるものですが

日本では、マスメディア・政界・官僚・教育界のすべてが「世界統一思考パターン」に取り込まれております。具体的には、効率中心・短期施策・個人中心で、家族の絆が放棄されているところに見て取れます。また、経済政策的には、財政規律の遵守一辺倒に傾いており、与野党通しての30年に亘るデフレ策により、中国・韓国に抜き去られました。

こうしてみると、これから1118日に福知山で催をされる

山田先生の「種子法廃止の問題」、荻原先生の「日本の食の問題」がよく見えてきます。

彼らの基調は

1. 多様性の確保

2. 生命の存続

3. 安い、簡単、便利の裏側にあるものを見抜く力を求めています。

是非、お聞き頂いて、今の生活を見直すことが

これからの日本のみならず、ご自身の家族を守るためにも

極めて重要な機会を提供してくれるでしょう。


第4回自然栽培東京セミナー

4回自然栽培東京セミナー

1.日時 20181011日木曜日18時半~21

2.場所 東京有楽町帝劇ビル地下2

     東京六甲クラブ

3.講演 18時半~19時半

     テーマ:自然栽培による農業再生および家族再生

     短期的経済合理主義に基づき、TPP推進・種子法廃止・農協改革などが進められております。これにより日本の農業は壊滅的な打撃を受けることになります。それに対抗し、永続する安全・安心な食を確保するためには、自然栽培による本物の野菜・米を栽培・販売することが不可欠と考えております。

しかし、自然栽培を普及するためには消費者の支援が必要です。しかし「今だけ、自分だけ、金だけ」の短期利益至上主義が企業社会のみではなく家庭生活にも深く入り込んでいます。一般消費者が安価・便利・目新しさのみに目を奪われてしまい、子供たちの健康を忘れてしまったのはなぜでしょうか?

これを明確にする中で、1000年続く家族を作ることの意味を考えて見たいと思います。

4.懇親会 19時半~21時 

      昨年も大変な人気でしたが イスラエルワイン飲み比べ会を行います。

河野農園のミニトマト、枝豆など食べ比べして頂きます。

5.会費  3000

木村秋則特別講演会

木村秋則特別講演会
1.日時 2018年2月18日(日曜日)
     14時~16時半(13時半開場)
2.会場 ティアラこうとう(江東公会堂)大ホール
     TEL:03-3635-5500
     最寄り駅:都営新宿線・東京メトロ半蔵門線 「住吉駅」A4出口から徒歩4分
3.入場料 2,000円(当日2,500円)
       500円(高校生以下、18歳未満)
  チケットはe+でご購入ください。
4.テーマ および 日程
  1)「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの栽培による
     農業再生論 14:10~
  2)パネルディスカッション  15:40~16:30
     自然栽培米生産農家  長沼農園 長沼太一
     自然栽培農産物販売  (有)サン・スマイル
                  松浦智紀
     自然栽培野菜生産者  河野農園 河野豊
20180218リーフレット表
20180218リーフレット裏

第3回東京自然栽培セミナー

第3回東京自然栽培セミナーご案内

まずは、第2回東京セミナー、第1回の大阪セミナーにご出席いただきました皆様に、篤く御礼申し上げます。

今回の春季セミナーでは、

①なぜ自然栽培の野菜を食べると健康になるのか、②その野菜を食生活の改善、とりわけお子様やお孫様の家庭での食生活改善にお役立ていただきたくて2000年と2005年の食生活アンケート結果などを示しながら提言させて頂きました。

これから、夏野菜、お子様にも非常に好評のステラミニトマト(ミニトマトの固定種)が出て参ります。是非ご活用頂き、皆様のご家族が、ますます健康で活力あふれたものとなりますことを心より祈念申し上げます。

さて、10月の第3回東京セミナーの日程が決まりました。

10月16日18時半から21時の間、前回でと同じ帝劇ビル地下2階東京六甲クラブ会議室で行います。

18時半から19時半:自然栽培セミナー

 今回は、種子法廃止後の日本農業の姿を想定し、その中で自然栽培を永続する農業として存続させるのに何が必要か?を語ります。

併せて、今後の日本の一次産業のたどる道を予測して行きます。

19時半から21時まで:懇親・交流会

ワインの飲み比べ、枝豆の食べ比べなどをしながら楽しく歓談致したいと思います。

是非、奥様やお友達とお誘い合わせお越しください。

会費:3千円

お申込みは、info@kawanof.comまでメールにてお願い致します。

第1回大阪自然栽培セミナー

1.テーマ:自然栽培における「食と健康」

2.日時:6月13日(火曜日) 13時~15時

3.会場:大阪凌霜クラブ  

    所在地:大阪市北区梅田1-3-1大阪駅前第1ビル11F

https://www.osaka-ryoso.com/アクセス/

4.次第

第1部13時~14時 食と健康について・・・・・・・・・・河野豊

  最初に若干、自然栽培について基本的なところをお話致します。

  そして本題の「健康への効果」をお話させて頂きながら

  更にその効果を高めるために最も必要とされるご家庭での

「施策」についても踏み込んでお話させて頂きます。

第2部14時~15時 自然栽培野菜の特徴と料理法について・・河野郁代

  2部では、お客様からご家庭での調理法をご紹介頂きながら、

ご出席の方々相互の交流も深めて頂ければと願っております。

5.会費:千円

6.ご参加いただける方は、お手数ですがinfo@kawanof.com

  参加者氏名、住所、電話番号をメール頂きますか、

河野豊携帯:080-4367-7550までご連絡願います。

第2回東京自然栽培セミナー 食と健康について 5月16日@有楽町

自然栽培セミナー@東京有楽町

1.日時:516(火曜日)13時~15

2.場所:有楽町帝劇ビル地下2階、神戸大学東京六甲クラブ

http://home.kobe-u.com/tokyo/access/

最寄駅:有楽町線改札口そばのB3出口

.テーマ ①自然栽培野菜と健康について  13時から14時  河野 豊 

最近特に研究の進んできております、自然栽培野菜の健康への 効果につきまして、ご紹介させて頂きます。

②自然栽培野菜の特徴と料理方法 14時から15時  河野 郁代

最初の15分は、基本となる調理法につきまして河野郁代からお話させて頂きますが1415分からの45分間は、会場の皆様方との交流をかねまして御客様ご自身のおすすめ調理法などにつきましてもご紹介頂ければと 思っております。

4.会費 1000

ご関心のおありの、お友達にもお声掛け頂き少しでも、多くの方のご健康に寄与できますればと 願っております。

事前に、座席準備の都合上、事務局までご連絡ください。

事務局電話番号:080-4367-7550

事務局メールアドレス:info@kawanof.com

自然栽培の未来を語る

1013日(木)18時半から20時半

有楽町の帝劇ビル地下2階の神戸大学クラブにて

「自然栽培の先に見えるもの」と題して

講演と懇親の夕べを持たせて頂きます。

農園主河野遼(次男)と河野亘(三男)も参りまして

話させます。

会費:2千円

1.講演(案)は、18時半から19時半で

  私:河野豊が、①今の農業、農村の抱える課題、

         ②その対策としての自然栽培が必要であること

         ③更に、自然栽培の先に見える世界 

         を20分ほど話させて頂きます。

  次に、農園主:河野遼(次男)が

  1. 自然栽培とは? 有機栽培や自然農との違い

  2. 野菜の特徴   えぐみの無いこと

  3. 農業経営上の課題 収量が少ない、ばらつきがでる

         について、20分ほど話します。

  最後に、河野亘(三男)が

         ①新規就農でつらかったこと

         ②都会になれ親しんできたものに

          とっての田舎生活のつらさ

         ③一方で学ばされたこと、良かった

          ことなどを新しく農業を検討され

          ておられる方を対象に

          参考になるようなお話を15分ほど

          させて頂きます。

2.懇親の席は、19時半から20時半で

冒頭に私の高校同期で肝臓の権威でもある湘

南東部総合病院長の市田隆文氏に

「お酒を飲んだ方が長生きできる」

 -アルコールと健康- のテーマで

15分ほどお話頂き、「萬寿、八海山、田酒、黒龍」

4種大吟醸の飲み比べ会を致します。

そこでは、私どもの農園の普通の大豆の枝豆と

京野菜の最高級枝豆ブランドである「紫頭巾」の

上級品と食べ比べて頂きます。

この中で、お客様間でご交流頂き

3.最後に、私ども農園の見学機会として

111213日におこなう当農園での「芋ほり会」を

ご案内いたします。

紅はるか、パープルスイートの芋ほりと

夜は、あやべ温泉での懇親会

定員10名程度、参加費3000円、宿泊費8700

13日午後は、ご希望の方には京都市内近辺で、

人のあまり来ない

見どころのコースをご案内いたします。

宜しく、ご参加の程お願い申し上げます。

                             敬具

  • 2016.08.01
  • 20:43

FMイカルにて自然栽培の未来を

FMいかる 平田氏の番組
8
13() 11:0011:30
「どうする?カミャータ手探り暮らし」にて

私の自然栽培にかける思い

取り分け自然栽培の先に置く目標について

話させて頂きます。

全世界からインターネットでもお聴きいただけます。

http://www.jcbasimul.com/?radio=fmikaru

2回に分けて放送して頂きました。

できるだけ多くの方に聞いて頂き

中山間部の山・川・野を守る方が多く出て来られますことを

願っております。

  • 2016.08.16
  • 21:24

苗用の土作り

河野農園では、お野菜もお米も苗作りから始まります。

種を播く土も無農薬・無肥料のそれぞれの畑や田の土を使います。

粘土質の土塊をこぶし大まで崩して乾かし

何回も木槌で砕いてふるいながら「土」を取って行きます。

お野菜用の畑の土は5mm以下、お米用の田の土は3mm以下までふるいます。

土埃がひどいので防塵マスクを着用します。

こうして作った土に,培土やくん炭を混ぜた土に種を播くのです。


 

足かけ3年の基盤整備工事

 

2017年から新規に農地を借り入れしましたが、

 

残念ながら湿田で排水性も湛水性も乏しい状態のモノでした。

 

大型機械を入れても緩くて収穫を放棄するような田んぼで、私どもの持つ小さいトラクターを入れますと、泥にはまって出られなくなってしまう様な地盤の緩い土地でした。

 

給排水の配管位置がわからない。

 

あるいは機能していない。

 

法面が崩落している、漏水が著しい。

 

地面の傾斜が偏っているなど等の問題から、すぐに作付けできるような土地ではありませんでした。

 

そのため、夏場の晴れ間などを使い、こつこつと排水管の再敷設、

 

外溝の掘削、崩落法面の補修などをして、ようやく湿田を畑の圃場として利用できる形に整えました。

 

 

 

はじめはバックホーを入れるのもお腹をすってアームで移動しなければ動けないような場所でしたが、

 

少しずつ排水性を良くしながら、

 

時間と労力をかけて利用できるように改善しました。

 

 

 

中山間部の農地は大体みな同じような状態ではないでしょうか。

 

大規模な圃場整備をしてから当地では40年が経過し、

 

大規模化、機械化などの取り組みなどがあったそうですが、

 

大きい田んぼでもせいぜい23反で、のり面が高く、平野部で見られる畔を乗り越えての

 

圃場の移動などが無理な場所が多いため、農機の移動も、畦畔の草刈りの労力も平地とは全く違います。

 

そんな山間部ですが、

 

地道にコツコツと取り組んでおります。

BEFORE

工事前

 AFTER

工事後

種取り用ハウスの完成

 

18年末から新規圃場の基盤工事と並行して進めていたのが種採りハウスの建設です。

 

山が近く、周辺からの受粉の可能性も少ない場所ではあるものの、水はけの悪い死地を改良しての建設です。

 

もともと地下水位が高い場所でしたが、畝を高く盛ることで野菜が問題なく育つことは確認できていましたので、土台を作りその上に土を盛り、畝を立ててからの、建設基準の作成。

 建設開始

基盤工事に注力していたため、19年から骨格の建設をはじめました。アーチパイプを配置し、背骨となる直管を5本固定しましたが、やはり地盤が緩いため、場所により水引線より5cm沈むという状態に。

 骨格

アーチの穴に小石など詰め込んで固定してはいましたが、建設を進めて鉄管の骨がそれぞれ組み合わさると重さもそれなりになります。勝手に沈みます。

 

ということで丸太を切って下鉄管と地面の間にかませてジャッキアップ。これで下がりすぎることはなくなりました。一通りの骨組みを組むのは終えて、19年の秋に聖護院蕪の種を撒き、骨組みだけのハウス内で栽培開始です。

 聖護院蕪

20年の1月に入り妻面の建設も終えて、本格的にビニールや防虫ネットの展張となるのですが、綾部では3月に岸焼という川岸や農道・畔などの冬の枯れ草を焼き払う行事があります。

 

山が近いので結構な法面があり、毎年焼くのですが、ビニールハウスにとっては火の粉が飛んで触れると穴の原因になります。今年は雨のため中止になりましたが、当日の天気によるので、中止か岸焼が終わるまでビニールは張れませんでした。そうこうしているうちに無事に育った聖護院蕪は花芽を伸ばし始めます。あまり大きいとは言えませんが霜にも虫にも負けなかった、形の良いものを残して間引き、選抜をします。

 

1月には防虫ネットを張り、岸焼中止後に天井ビニールを張り、急ピッチでハウス外観を建設。無事開花までには扉もついて建設が終わりました。今は開花してくる菜花にひたすら受粉作業をしています。

完成 

今年から夏野菜の一部も植え付けをし、交雑の心配が低いものを種採りしていく予定です。

 

  



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店長ご挨拶

綾部市に移り住んではや6年、木村秋則式自然栽培に学び、無肥料・無農薬での栽培を行っております。
4年間土作りに取組み、まだまだ田んぼの土ですが、そんな中で頑張って根を張り、一生懸命育ったお野菜をご提供しております。
永続可能で環境負荷の低い自然栽培で育った、自然の深い味わいと、変化をお楽しみ頂ければ、幸いです。
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