商品紹介

秋冬野菜のセット商品例

早大雪も過ぎ、当地綾部も初雪が降りました。

周辺の道路には、積雪時のガイドになる竹が差し込まれています。

冬を迎え、畑も冬支度です。

寒い冬には、体を温める効果のある根菜類が旬を迎えております。

お客様にお送りしていますお野菜セットの例をご紹介します。

代表は京野菜で、聖護院蕪・・・千枚漬けに最適です。

大根は、加賀野菜の打木源助大根・・・煮物、おでんに最適。

もうしばらくすると京野菜の聖護院大根・・・煮物に最適。

  千枚漬けにされる方もおられます。上品な大根です。

大和太ネギ・・・焼いて塩をかけるだけ、とろっとした感触が最高です。

  それでお酒が進みます。

新晩生小松菜もしくは丸葉小松菜・・純正の小松菜で柔らかくくせのない小松菜です。サラダにされる方もおられます。

最後は、サツマイモの紅はるかと紫芋

紅はるかは何しろ甘い、安納芋より甘くでもさっぱりしています。不思議な魅力を持っています。

紫芋は、普通あまり甘くないのですが、当農園の紫芋は他県の普通のサツマイモより甘いかもしれません。おとなしいですがゆっくりかみしめると芋の味に満たされます。

以上セットにしたものが下の写真です。

東京にお送りしている価格が、送料込みで3500円程度です。

F1種ではなく固定種の野菜のみを自然栽培している農家さんは少ないと思います。

日中の温度差が軽く20度を超える厳しい生活環境の中で、

「必死に子孫を残そうとする生命力が、おいしさの原点です。」

命を頂くことのありがたさを共感していただければさいわいです。

ご興味を持って頂けた方は、info@kawanof.comにお手数ですが、お名前、電話番号、住所をご連絡ください。こちらからご連絡差し上げます。

組合せ商品20171204

なお、今年からお米も販売させて頂いております。自然栽培6年目のこしひかり。

あっさりしたお米です。一度おためしください。

お野菜の詳細説明はこちら

秋冬野菜の紹介2017年版

秋・冬野菜と特徴&レシピ 2017年版     20171123

                                            

みやま小蕪     

金町系こかぶの最高品種。中かぶまで育てても玉割れ少なく、

肉質ち密で甘味ありおいしい。

生でサラダにしてなめらかな食感をお楽しみ頂いても結構ですし、

オリーブオイルで焼いて、良い塩をかけるというシンプルな調理法も

よろしいかと思います。

また、お客様からは、生を薄くスライスして、チーズやアボガド、サーモンなどを挟んで食べると、オードブルとして最高とのことでした。聖護院大根のように千枚漬けにしておいしかったとのご報告も頂

いております。

なお、葉が虫害にあわず美しい場合には、お付けいたします。

ダイコンの葉と違い柔らかいおだやかな葉ですが、日持ちいたしませんので早めにお使いください。

みやまこかぶ

寄居蕪

新潟の地方野菜で中型のかぶで扁平。

肉質は非常にち密でしかも柔らかく甘味に富む。

実が締っており、長時間煮込んでも煮崩れしにくい。

香が高く素晴らしい。

蒸したり、スープ、煮物に最適です。またソテーにして軽く自然塩を

振るだけでも結構行けます。

寄居蕪2017

聖護院蕪

京都の伝統野菜。天保年間(1830年代)から薄切りにした漬物が

千枚漬けとして広く知られるようになった。

平均的に1kg強になる大きな蕪。

簡単な千枚漬けの作り方

材料

聖護院蕪 500g(聖護院大根で作る場合も同じ)

細切り昆布  蕪の場合は本利尻がおすすめ

       大根の場合は真昆布がおすすめ(河野豊)

鷹の爪  1本分

漬け地A

砂糖   50g

塩    小さじ2杯半

酢    大さじ2杯半 

作り方

 ①ビニール袋にAを入れ混ぜる。

スライスした蕪(もしくは大根)の間に、昆布と鷹の爪を

適当にはさみ①のビニール袋に入れ軽くもむ。

液につかるつかるように空気を抜いて袋の口を縛る。

     ③冷蔵庫に入れて23日目からお召し上がりください。

聖護院蕪    

大丸聖護院大根   

京都の伝統野菜。肉質はとても柔らかいのに煮崩れしない。

辛みや大根臭さが少なく、甘味があり田楽や煮物に最適。

生のまま、サラダに使っても、辛み少なく甘味ありおいしいです。

ふろふき大根

青首大根とは異なり、とろけるような格別の味が楽しめます。

下ゆでのかわりに蒸して、八方だしで蒸し煮込みをいたします。

みそは土手みそ(「日本のおかず」 京味 西健一郎著)

もしくは

赤いたきみそ(「京都・瓢亭 四季の日本料理」高橋英一著)で

お召し上がりください。

調理法の詳細にご興味のある方は、河野の携帯もしくはメルアドに

ご連絡ください。

メールかFAXでお送りさせて頂きます。

簡単料理のおすすめは、千枚漬け。

「クックパッドの 超簡単 聖護院大根の千枚漬け」を参考に

我が家でもやってみました。

確かにおいしかったです。

先輩の大阪のおこぶ問屋から頂いた良いおこぶのたちはしを少量

いれておきましたので、細切り昆布にしてお試しください。

おこぶは島ものの「本利尻昆布」を入れさせてもらいます。

お好みに応じて、ラウス、真昆布、日高もご用意できます。

かぶではないので、少し歯ごたえはありますが、漬けておくと

次第になじんできてじっくり楽しめます。なかなかのものです。

また、葉が虫害に合わず美しい場合は、葉をお付けいたして

おります。しっかりした葉ですのできざんで冷凍し、菜飯に使われ

たりじゃこと炊いて惣菜にされる方もおられます。お試しください。

聖護院大根20172

打木源助大根   

加賀野菜、甘味が強く、肉質がやわらかく、それでいて煮崩れしま

せん。煮ているときの香も良く、中身がつまっているので食べ応えが

あります。おでん等煮物には最高です。 

代表的調理法 ・・・ふろふき大根、ぶり大根、おでん

また、葉が虫害に合わず美しい場合は、葉をお付けいたして

おります。しっかりした葉ですのできざんで冷凍し、菜飯に使われ

たりじゃこと炊いて惣菜にされる方もおられます。お試しください。

一番簡単な食べ方のご紹介

(お客様から頂きました)

    ○ふろふきにしようと思いましたが、生で少し食べたらあまりに甘く

て味が深いので、スティックにして食べてしまいました。

打木源助大根 

黒田五寸人参    

色が濃く、カロチン含有量が非常に高い。肉質柔らかく人参臭が無く

食味が良い。特に生食やジュース等のヘルシー食品としても最高。

とにかく、甘い人参でやわらかく食べやすいです。

スティックにして生でお食べになる方も多いです。

私どもは、葉もお付けしております。

なお、葉は、韓国風にチジミにされてもおいしいですし

てんぷらにして頂いてもおいしく頂けます。

また、塩こぶと軽くもみ、つゆの素、ごま油であえると、和風の

サラダになります。

黒田五寸ニンジン

新晩生小松菜

    埼玉の地方野菜であるが、

繊維が強く固い量販向きのF1種(育てやすく、束ねやすい)に

押されて約30年前に市場から姿を消しました。

伝統的な小松菜の柔らかな食味を持っております。

シャキッとしてみずみずしいのが特長で、いため物でも歯応えが

あり、味も濃く深いものです。

    おひたし、煮物、漬けもの、味噌汁や雑煮、ラーメンの具など

    何にでも合います。

    新晩生こまつな

早生丸葉小松菜

非常に古くから栽培されている品種でコマツナの原種に近いものです。しかし、茎が細くてポキンと折れやすいので収穫時は気を使い

ます。従って、市場には出回りません。

自分で種を探して栽培するしかめったに食べる機会はないものですが

昔ながらのホンモノの小松菜です

おひたしや汁の実、胡麻和えにする他、油炒めでビタミンAの吸収も良く、一夜漬けもおいしいです。栄養価も高く、味も極上と言われて

おります。

 丸葉こまつな   

お手軽な小松菜の食べ方をご紹介いたします。

 (先日お送り致しましたお客様複数から頂きました)

「葉もやわらかいけど、茎がシャキシャキしておいしかった。

以前、野沢菜のいいものを買ったが、それを上品にした感じ。」

「ごま油で軽く炒め、少し天塩を振りかけるだけ。

 シンプルでおいしい。

「お漬物にしたら、野沢菜漬けになった。鷹の爪とこんぶを入れて

 つけました。」

 

日本ホウレンソウ

すべてのホウレンソウの中で最もおいしいと言われています。

    アクが少なくて食味が優れています。

    おひたし、あえもの、うどん・そばのかて、炒め物

    サラダなど。

    私は、サラダがおすすめです。

    無肥料栽培すると殊に甘味がのっておいしいからです。

豊葉ホウレンソウ

アクが少なく、食味が優れています。

豊葉ホウレンソウ    

野崎2号白菜

マーケットに出ることはない貴重な品種です。

    まずは、生で少し食べてみてください。

    マーケットの白菜とは全く違って、白菜のくせがないのに驚かれると

    思います。みずみずしく柔らかいので、サラダにして頂きました。。

一般的には浅漬け、煮物に最適と言われていますし、実際に

    煮物にすると、トロトロになり絶品です。

    本来味が良いので有名なのですが、カットするとばらばらになり、

切売りに適さない、葉が柔らかく出荷の際に痛みやすいという理由で

今や店頭にほとんど出回らなくなりました。

愛知の伝統野菜です。

出荷にはF1種の白菜を栽培するが、自家用には野崎2号白菜を

栽培する農家もあるほど人気が高いものです。

野崎2号白菜    

愛知白菜

まずは、生で少し食べてみてください。

    肉質が柔らかで繊維質が少ないのが特徴です。

    愛知の伝統野菜です。

愛知白菜 

金沢大玉結球白菜

加賀白菜。長円筒型大玉で貯蔵性に富む。葉は柔らかく、甘味が

あり、鍋物や一夜漬けまたは漬物に適している昔ながらの白菜の

味が楽しめることから、根強い人気を誇る。

金沢大玉結球白菜

キャベツ 中生成功甘藍   

生食から炒め物、漬物等キャベツ料理になんでも向きます。

えぐみがないので、スライサーで千切りにされ何の味付けもなしで

生でいくらでも食べられます。

お客様には,1/4カットをスライスし、何も味付けせずに食べてしまわれた方もおられます。体にスーッと入って行く感覚とのことでした。

大和太ネギ

奈良県の地方野菜で柔らかく甘味があります。

一番おいしい食べ方は、焼いて良い塩をふりかけてください。

私自身、ネギの匂いがしなくて、あまりにおいしいので

これだけでめったに飲まない日本酒を2合も飲んでしまいました。

特に白い部分は、特有のとろっとした味わいが最高です。

お客様の中には、ごま油で焼いて香つけし、良い塩を振るだけで

頂かれた方もおられます。

奈良県のホームページ

http://www.pref.nara.jp/8028.htm

では、白根部分にタンパク質や辛み成分が多く

含まれ、熱を加えることで特有の甘味と風味が出てくる。

緑色の葉先までおいしく食べられます。

料理法:すき焼き、煮物、焼き物

例)大和太ネギの焼き浸し

  大和太ネギを直火で焼いて、お浸しにする。

  このネギの特性である歯ごたえのよさと豊かなぬめりが

引き立ちます。

●作り方 4人分

1 大和ふとねぎは25センチ長さに切り、焼き網で焼いて表面に

焼き色をつける。

2 つけ地のだし汁と調味料を合わせ、1のねぎを加え、

やわらかくなるまで煮て、そのまま冷ます。

3 器に盛りつけ、糸花がつおを添える。

●材料 4人分

大和ふとねぎ 2本

つけ地    だし汁 800ml

みりん 80ml

薄口醤油40ml

塩   小さじ13

糸花がつお   適量

大和太ネギ    

紅はるか

1カ月寝かしています。

寝かせることで粘質が高まり糖度がぐっと増します。

    スイーツ系のお芋です。

    私は、シンプルに水で丸洗いして、焼き芋にして食べます。

    皮ごと全部食べると胸やけもおこりません。

    調理法:焼き芋やてんぷら

        加熱調理後の肉質がなめらかなので、ペーストにして

        スイートポテトやプリンにします。

例)焼き芋

●材料  

紅はるか 1本(150g程度)

●作り方

サツマイモを水洗いします。

サツマイモをアルミホイルでくるみます。

サツマイモをフライパンに入れ、

蓋をして弱火~中火で20分。

くしをさして中まで通れば、できあがりです。

 ヤラピンが多く含まれていて、食物繊維とともにお通じをよくして

    くれるそうです。

 お客様のお言葉

  ○去年頂いたサツマイモのおいしさが忘れられません。河野さんのところではどのように熟成されているのですか?もし、差支えないようでしたら、ご教授頂けたらありがたいです。

  ○サツマイモのおいしさに驚きました。

   甘いんだけど、安納芋のようにしつこくなくあっさりさっぱりしていて、こんなお芋さん初めてでした。焼き芋にして頂きました。

紅はるか

紫芋・パープルスイート

甘さは、先の紅はるかに比べると劣りますが、他品種の一般的な

さつまいもよりは甘いです。もともとは色とアントシアニンが

売りの健康野菜で、あまり甘くないものです。

しかし、綾部の激しい昼夜寒暖差に代表される厳しい気候が

サツマイモの生命力を高め、糖度も著しく高めてくれました。

また私どもの圃場は、水田を畑作に転換いたしましたので砂地では

得られない旨味が生じ、ねっとりした食感を生みました。

私ども農園固有のお味をご賞味ください。

鮮やかな紫色が特徴で、アントシアニンが目に優しく

スイーツだけではなく、おかずにも活用されております。

また、薬膳料理の専門家が、甘酒にされて愛飲されてます。

紫芋

    

干し芋

品種は、紫のものが、パープルスイート。

黄色のものが、紅はるかです。

表面に白い部分がある場合、

カビではなく繊維ですのでご了承ください。

天日乾燥で作りました。

保存料等、添加物を使用しておりません。冷凍庫で保存のうえ、3週間をめどにお早めにお召し上がりください。

紅はるか干し芋

夏野菜第2段

夏野菜も豊富に

先ずはオクラ、

八丈オクラといいますが大きくて柔らかいのが特徴

続いてカボチャ

京都の伝統野菜と言えば鹿ケ谷かぼちゃ

煮崩れしなくて緻密、煮物に最適

同じく宮崎の名産、日向カボチャ

これも日本料理に向く煮崩れしない緻密なカボチャ

最後にゴーヤ、アバシゴーヤ

苦味が少ないのですが、食べたらやはり苦い

でも夏は、苦味が大事ですよね。

暑い夏を乗り切りましょう。

最後にそろって

夏野菜第1段

いよいよ第1段 始まった。

キュウリは相模半白、神田四葉

トマトはステラミニトマト

ナスは真黒ナス

いずれも固定種、自家採種

味は、まず少し生で頂いてみて下さい。

ナス等、初めて食べてみずみすしくて甘いのに驚かれます。

ステラミニトマト、口に入れたらとまりません。

最初に、今日は5つだけと決めてからお食べください。

秋冬野菜の紹介

秋・冬野菜と特徴&レシピ            2017215

みやま小蕪

金町系こかぶの最高品種。中かぶまで育てても玉割れ少なく、肉質ち密で甘味ありおいしい。

生でサラダにしてなめらかな食感をお楽しみ頂いても結構ですし、オリーブオイルで焼いて、

良い塩をかけるというシンプルな調理法もよろしいかと思います。

また、お客様からは、生を薄くスライスして、チーズやアボガド、サーモンなどを挟んで食べると、オードブルとして最高とのことでした。聖護院大根のように千枚漬けにしておいしかったとのご報告も頂

いております。

みやまこかぶ4個set

寄居蕪

新潟の地方野菜で中型のかぶで扁平。

肉質は非常にち密でしかも柔らかく甘味に富む。

実が締っており、長時間煮込んでも煮崩れしにくい。

香が高く素晴らしい。

蒸したり、スープ、煮物に最適です。

またソテーにして軽く自然塩を振るだけでも結構行けます。

 

聖護院蕪

京都の伝統野菜。天保年間(1830年代)から薄切りにした漬物が千枚漬けとして広く知られるようになった。

平均的に1kg強になる大きな蕪ですが自然栽培だと少し小さくなります。

簡単な千枚漬けの作り方

材料

聖護院蕪 500g(聖護院大根で作る場合も同じ)

細切り昆布  蕪の場合は本利尻がおすすめ

       大根の場合は真昆布がおすすめ(河野豊)

鷹の爪  1本分

漬け汁A

砂糖   50g

塩    小さじ2杯半

酢    大さじ2杯半 

作り方

 ①ビニール袋にAを入れ混ぜる。

スライスした蕪(もしくは大根)の間に、昆布と鷹の爪を適当にはさみ①のビニール袋に入れ軽くもむ。

液につかるつかるように空気を抜いて袋の口を縛る。

       ③冷蔵庫に入れて23日目からお召し上がりください。

聖護院蕪400

小松菜

一番お手軽な小松菜の食べ方をご紹介いたします。

 (先日お送り致しましたお客様複数から頂きました)

  ○「電子レンジで軽くあたため、調味料なしでそのまま食べ始めたところ

すべて食べきってしまいました。

    甘味のある濃い味に、家族一同感激。」

  ○「葉もやわらかいけど、茎がシャキシャキしておいしかった。

  ○以前、野沢菜のいいものを買ったが、それを上品にした感じ。 

  ○「ごま油で軽く炒め、少し天塩を振りかけるだけ。

  ○シンプルでおいしい。

  ○「お漬物にしたら、野沢菜漬けになった。鷹の爪とこんぶを入れてつけました。」

新晩生小松菜

    埼玉の地方野菜であるが、繊維が強く固い量販向きのF1種(育てやすく、束ねやすい)に押されて約30年前に市場から姿を消しました。

伝統的な小松菜の柔らかな食味を持っております。

シャキッとしてみずみずしいのが特長で、いため物でも歯応えがあり、味も濃く深いものです。

    おひたし、煮物、漬けもの、味噌汁や雑煮、ラーメンの具など何にでも合います。

       

早生丸葉小松菜

非常に古くから栽培されている品種でコマツナの原種に近いものです。しかし、茎が細くてポキンと折れやすいので収穫時は気を使います。従って、市場には出回りません。

自分で種を探して栽培するしかめったに食べる機会はないものですが昔ながらのホンモノの小松菜です

おひたしや汁の実、胡麻和えにする他、油炒めでビタミンAの吸収も良く、一夜漬けもおいしいです。

栄養価も高く、味も極上と言われております。

大根

源助大根の一番簡単な食べ方のご紹介

(お客様から頂きました)

    ○ふろふきにしようと思いましたが、生で少し食べたらあまりに甘くて味が深いので、スティックにして食べてしまいました。

打木源助大根   

加賀野菜、甘味が強く、肉質がやわらかく、それでいて煮崩れしません。

煮ているときの香も良く、中身がつまっているので食べ応えがあります。おでん等煮物には最高です。 

代表的調理法 ・・・ふろふき大根、ぶり大根、おでん

 

大丸聖護院大根   

京都の伝統野菜。肉質はとても柔らかいのに煮崩れしない。

辛みや大根臭さが少なく、甘味があり田楽や煮物に最適。

生のまま、サラダに使っても、辛み少なく甘味ありおいしいです。

ふろふき大根

青首大根とは異なり、とろけるような格別の味が楽しめます。

下ゆでのかわりに蒸して、八方だしで蒸し煮込みをいたします。

みそは土手みそ(「日本のおかず」 京味 西健一郎著)

もしくは

赤いたきみそ(「京都・瓢亭 四季の日本料理」高橋英一著)で

お召し上がりください。

なお、京都瓢亭の「ふろふき大根レシピ」をお付けしておきますのでご参考にしてください。

簡単料理のおすすめは、千枚漬け。

「クックパッドの 超簡単 聖護院大根の千枚漬け」を参考に我が家でもやってみました。確かにおいしかったです。先輩の大阪のおこぶ問屋から頂いた良いおこぶのたちはしを少量いれておきましたので、細切り昆布にしてお試しください。

おこぶは島ものの「本利尻昆布」と「真昆布」をお付け致しました。聖護院大根には、「真昆布」の方が合うと思いますが、お好みでどうぞお試しください。

かぶではないので、少し歯ごたえはありますが、漬けておくと次第になじんできてじっくり楽しめます。なかなかのものです。

 聖護院大根400

黒田五寸人参

色が濃く、カロチン含有量が非常に高い。肉質柔らかく人参臭が無く食味が良い。特に生食やジュース等のヘルシー食品としても最高。

とにかく、甘い人参でやわらかく食べやすいです。

スティックにして生でお食べになる方も多いです。

私どもは、葉もお付けしております。

なお、葉は、韓国風にチジミにされてもおいしいですし

てんぷらにして頂いてもおいしく頂けます。

また、塩こぶと軽くもみ、つゆの素、ごま油であえると、和風のサラダになります。

 黒田5寸人参2

野崎2号白菜

マーケットに出ることはない貴重な品種です。

    まずは、生で少し食べてみてください。

    マーケットの白菜とは全く違って、白菜のくせがないのに驚かれると思います。みずみずしく柔らかいので、サラダにして  頂きました。。

一般的には浅漬け、煮物に最適と言われていますし、実際に煮物にすると、トロトロになり絶品です。

    本来味が良いので有名なのですが、カットするとばらばらになり切売りに適さない、葉が柔らかく出荷の際に痛みやすいという理由で今や店頭にほとんど出回らなくなりました。

    愛地の伝統野菜です。

出荷にはF1種の白菜を栽培するが、自家用には野崎2号白菜を栽培する農家もあるほど人気が高いものです。

      野崎2号白菜

キャベツ 中生成功甘藍   

生食から炒め物、漬物等キャベツ料理になんでも向きます。

えぐみがないので、スライサーで千切りにされ何の味付けもなしで

生でいくらでも食べられます。

お客様には,1/4カットをスライスし、何も味付けせずに食べてしまわれた方もおられます。体にスーッと入って行く感覚とのことでした。

日本ホウレンソウ

すべてのホウレンソウの中で最もおいしいと言われています。

    アクが少なくて食味が優れています。

    おひたし、あえもの、うどん・そばのかて、炒め物

    サラダなど。

    私は、サラダがおすすめです。

    無肥料栽培すると殊に甘味がのっておいしいからです。

    日本ホウレンソウ

大葉春菊

    柔らかくアクが少なくやさしい味です。

    鍋はもちろん、生のままサラダにしてもおいしいです。

    酢味噌や和風ドレッシングが良く合います。

    鍋の場合は、さっと火を通す程度にしてください。

 春菊の香はいたしますが、えぐみが全くありません。

 大葉春菊

大和太ネギ

奈良県の地方野菜で柔らかく甘味があります。

一番おいしい食べ方は、焼いて良い塩をふりかけてください。

私自身、ネギの匂いがしなくて、あまりにおいしいので

これだけでめったに飲まない日本酒を2合も飲んでしまいました。

特に白い部分は、特有のとろっとした味わいが最高です。

奈良県のホームページ

http://www.pref.nara.jp/8028.htm

では、白根部分にタンパク質や辛み成分が多く

含まれ、熱を加えることで特有の甘味と風味が出てくる。

緑色の葉先までおいしく食べられます。

料理法:すき焼き、煮物、焼き物

例)大和太ネギの焼き浸し

  大和太ネギを直火で焼いて、お浸しにする。

  このネギの特性である歯ごたえのよさと豊かなぬめりが引き立ちます。

●作り方 4人分

1 大和ふとねぎは25センチ長さに切り、焼き網で焼いて表面に焼き色をつける。

2 つけ地のだし汁と調味料を合わせ、1のねぎを加え、やわらかくなるまで煮て、そのまま冷ます。

3 器に盛りつけ、糸花がつおを添える。

●材料 4人分

大和ふとねぎ 2本

つけ地    だし汁 800ml

みりん 80ml

薄口醤油40ml

塩   小さじ13

糸花がつお   適量

       

紅はるか

1カ月寝かしています。

寝かせることで粘質が高まり糖度がぐっと増します。

    スイーツ系のお芋です。

    私は、シンプルに水で丸洗いして、焼き芋にして食べます。

    皮ごと全部食べると胸やけもおこりません。

    調理法:焼き芋やてんぷら

        加熱調理後の肉質がなめらかなので、ペーストにしてスイートポテトやプリンにします。

例)焼き芋

●材料  

紅はるか 1本(150g程度)

●作り方

  1. サツマイモを水洗いします。

  2. サツマイモをアルミホイルでくるみます。

  3. サツマイモをフライパンに入れ、

    蓋をして弱火~中火で20分。

  4. くしをさして中まで通れば、できあがりです。

 ヤラピンが多く含まれていて、食物繊維とともにお通じをよくして

    くれるそうです。

      紅はるか2本セット

紫芋・パープルスイート

甘さは、上品なおとなしめの甘さです。

一般的には薄味なのですが時間をかけて寝かしましたので、

普通のサツマイモと同じ甘味を持つようになりました。

鮮やかな紫色が特徴で、サラダに重宝されています。

アントシアニンが目に優しいのでしょう。

スイーツだけではなく、おかずにも活用されております。

 紫芋2本セット

あまりに甘くてごめんなさい でもニンジンです

久しぶりに食べた。

あまりに甘いのでびっくりした。いつもは生でそのままスチックにして頂きます。

今回は、家内が水で何も入れずにそのままゆでた。鹿肉ミンチかつの付け合わせに作ってくれた。

あまりに甘くニンジンらしさがないので驚いてしまった。まるでおやつみたい。くせがなく甘くておいしい。

綾部の地は、何しろ寒暖の差がはげしい。昨日は最高気温30度最低気温3.3度。一日で27度も違う。これが人間なら耐えられない。植物は糖分を蓄えて自分を守る。だから甘くなるのは解るが、それにしても甘い。

葉っぱは天ぷらにして頂きました。良い塩をふるだけで、何も味付けはいりません。

自然栽培の野菜の料理は非常に簡単。野菜に旨味があるので生で食べるか、塩を振りかけるか?余計な調味料は全く必要なし。それで自然にパクパク入ります。お腹がふくれません。余りにスーット入るので物足りません。(腹八分目に済ませたい人には最適です。普通に食べて、6分目ぐらいの感覚で納まります。)

この写真に掲げた黒田五寸人参を調理して頂いたのですが、新しく手に入れた竹ざる、直径36センチに載せて見ました。1本200g強。自然栽培の野菜は総じて小ぶりなのですが、普通に良く育ってくれました。土が良くなってくれたのでしょう。

今が旬です。販売しておりますのでご覧ください。

黒田五寸inザル36cm

『美味しい干し芋』

美味しい干し芋が出来ました!

自然栽培って不思議です。

シンプルなほど、そのまんまに近いほど、美味しい。

お砂糖を加えたわけでもないのに、甘~い!!

でも甘過ぎない、自然のさじ加減、恐るべし!?

紅はるか干し芋201703

夏野菜の紹介

河野農園 夏野菜一覧                 2016年8

(トマト)

ステラミニトマト

果色は赤。果形は豊円形で肉厚く果重平均は15g位。糖度7から8程度で甘味が高い。

口当たりよく、皮はかためですが、味は甘くさわやかな後味がします。

生野菜サラダのアクセントにも適します。

お客様からは、甘く存在感のあるトマトと言われております。

糖度は7から8程度で普通のトマトと変わらないのですが、枝なりで完熟させたこと、

自然栽培特有の野菜の旨味が、甘く感じさせるものと思われます。

冷蔵庫に冷やしておいて、つまむと本当においしいおやつです。

ミニトマトが嫌いで食べられなかった男性から、「これは食べた。おいしかった。

また送ってください。」とおっしゃっていただきうれしかったです。

お客様ご評価

○ステラミニトマトは皮が固めで、私の好みです。

 小さな一粒に甘みと旨味が集約されていて美味しいですね。

○東京では食べられないねって皆で言ってました。

 感動しました。

○おいしくて子供がパクパク食べるので

 もっと大事にたべなさいって言ってしまいました。

ステラミニトマト

ポンデローザトマト

明治時代に米国から入り桃色トマトの元祖と言われている歴史ある品種(固定種)。

トマト臭さ、酸味、甘みが程よく混ざり今でも人気ある貴重な品種。

生食用トマトです。

果実は不整形で、極端な大玉から小玉とサイズが不均一なことと

不正形で見栄えが悪いのですが

こくのある味は最も美味と言われています。。

ただ、栽培には気を使います。非常にデリケートな品種で、皮が薄く実割れしやすいのです。

収穫後、少しゆすられただけで、実割れしてしまいます。

だから、配送途上で、傷物ばかりになってしまうので、マーケットに出なくなったのでしょう。

収穫時の見極めと梱包・発送に非常に気を使います。

サラダ料理に最適、味と栄養のバランスがとれた理想的な野菜です。

ポンテ

世界一トマト

東京周辺で戦前から戦後にかけて最も作られていた桃色中大果の生食用トマト。中生の大玉の桃色トマトで酸味が少なく、肉質緻密で食味が良いです。

これら昔のトマトは、濃厚でもなく、甘味でもなく、酸味があってすっきりしている。

今はやりのトマトとは全く違い、さわやかなのです。生で味わって頂くと解ります。

お客様ご評価

大玉トマト2種類ともに昔のトマトの味がしました。

確かにフルーツトマトのような濃い甘さはありませんが、

あっさりした自然な甘さでした。

世界一

(キュウリ)

相模半白キュウリ

キュウリ本来の風味があり、みずみずしく歯切れよくサラダに最適。

頭は緑色、下半身は黄緑色、身長約18cm。黒いイボイボのずんぐりしたキュウリです。

固定種の種から育てました。皮が固めですので皮をむいて頂きお召し上がりください。

薄くスライスして、もみうりやサラダ。パリパリした食感と、透き通った若苗色をお楽しみください。

縦半分に切って、1cm厚さの半月か斜め切りでお味噌汁に。煮崩れし難く、意外な一品に。

炒めて中華料理や、カレー等煮込み料理もお試しください。煮崩れし難くとろりとした食感が新鮮です。

皮で一品。ピーラーでむいた皮を細く切って、ごま油できんぴら風に、甘辛く味付けしてジャコ、ゴマもおすすめです。キュウリの皮とは思えないしっかりした歯ごたえです。

相模

神田四葉キュウリ

歯切れよくキュウリの中で最もおいしいと言われます。果実は濃緑色で、イボ高く縦ジワが多い独特の外観を持ち30cmから40cmにもなります。

大正末期に固定され、サラダ需要の増加とともに、全国に広まった生食用キュウリ。また、漬物用キュウリとしても巾広く用いられています。

確かに、くせなくしっかりしたキュウリです。

神田

(ナス)

賀茂ナス

賀茂ナスは、京野菜の代表格でもあり、またナスの女王とも言われております。

他のナスと比較していただくと違いが良く解っていただけると思います。

似たものに米ナスがございますが、繊維質が強く食味が異なるようで輪切り供されます。

調理法としては、田楽も有名ですが、ぜひ揚げ出しでお食べ下さい。

我が家では、縦に6等分いたしました。

つゆは、だし汁12に対して、みりん1、薄口しょうゆと濃い口しょうゆを0.5ずつで

かけると京料理のうす味となり、賀茂ナスのやわらかさと

うまみが引き立ち、まったりした絶妙のおいしさです。

賀茂ナス

真黒なす

戦前からの、やや小型の中長型ナス。多くのF1種の片親になり、交配種より格段に美味しいといわれる親分格のナスです。固定種の種から育てました。時間をかけて大きくなり、慎ましくうつむいて紫の花をつけました。

お漬物、煮物、焼き物、汁物、炒め物、揚げ物、何でもこなす芸達者なナスです。

まずはお好きに切ってビニル袋に入れて塩もみ。即、美味しい浅漬けになります。

真黒

仙台長ナス

これも由緒あるナス。固定種の種から育てました。細長く先端のとがったスマートなナスで、葉も真黒ナスより長め。柔らかくフルーティでお姉さんぽいイメージです。長茄子漬で有名ですが、真黒に負けず、何でもこなす美味しいナスです。スライスして水にさらしていただくとえぐみもとれ、ほのかな甘みが出てサラダにも使えます。

仙台長ナス

(とうがらし)

万願寺とうがらし

舞鶴出身、地名の万願寺に由来。

大型で果肉が厚く柔らかく独特の風味あります。

焼き物はもとより煮物、てんぷらの素揚げなどボリューム感がたのしめます。

伏見甘長とうがらし

京の伝統野菜。

柔らかで辛みなく、てんぷら、煮物、焼き物いずれにも向きます。

さきがけピーマン

肉質柔らかく料理用に最適。肉詰めや炒め物、てんぷら、サラダなどどんな料理にも向きます。

(オクラ)

八丈オクラ

淡いクリーム色の花弁にえんじ色の芯、10cm以上の艶やかな花が咲き、茎も2mになる大きなオクラです。星形でなく丸いさやで、実も15cm以上。大きくても柔らかく美味しいオクラです。少し固い場合には下茹でしてお召し上がりください。

洗ってそのまま薄い小口切り。鰹の削り節と、つゆの素、さいの目切りの豆腐を混ぜて一品に。

ラップして生のまま冷凍保存もでき、半解凍で刻めます。

八丈オクラ

(大豆)

エンレイ大豆

昨年自家採種したエンレイ大豆の早取りです。

昨年は、収量が少なくて一部の方にしかお出しできなかった「幻の枝豆」でした。

たまたま、大学の先輩たちが10人ほど綾部の河野農園に来られました際

紫頭巾(京野菜ブランドで黒大豆枝豆の最高峰)と食べ比べして頂きました。

結果、紫頭巾200gを出して半分残り、私どもの枝豆400gは全部なくなりました。

この枝豆は、粒は小さいのですが、味の濃さ・バランスが違います。

豆本来の旨味が出ております。ご賞味ください。

ただ、この味を舌が覚えますと、一般のお店の枝豆は水くさくて食べられなくなりますが

その点はお許しください。

枝豆

丹波献上黒大豆

これの枝豆は、さすがに大きく味も良いです。

自然栽培の黒豆は、さすがに、同じく自然栽培のエンレイ大豆よりおいしいです。

  • 2017.03.07
  • 19:54

苗用の土作り

河野農園では、お野菜もお米も苗作りから始まります。

種を播く土も無農薬・無肥料のそれぞれの畑や田の土を使います。

粘土質の土塊をこぶし大まで崩して乾かし

何回も木槌で砕いてふるいながら「土」を取って行きます。

お野菜用の畑の土は5mm以下、お米用の田の土は3mm以下までふるいます。

土埃がひどいので防塵マスクを着用します。

こうして作った土に,培土やくん炭を混ぜた土に種を播くのです。


 

足かけ3年の基盤整備工事

 

2017年から新規に農地を借り入れしましたが、

 

残念ながら湿田で排水性も湛水性も乏しい状態のモノでした。

 

大型機械を入れても緩くて収穫を放棄するような田んぼで、私どもの持つ小さいトラクターを入れますと、泥にはまって出られなくなってしまう様な地盤の緩い土地でした。

 

給排水の配管位置がわからない。

 

あるいは機能していない。

 

法面が崩落している、漏水が著しい。

 

地面の傾斜が偏っているなど等の問題から、すぐに作付けできるような土地ではありませんでした。

 

そのため、夏場の晴れ間などを使い、こつこつと排水管の再敷設、

 

外溝の掘削、崩落法面の補修などをして、ようやく湿田を畑の圃場として利用できる形に整えました。

 

 

 

はじめはバックホーを入れるのもお腹をすってアームで移動しなければ動けないような場所でしたが、

 

少しずつ排水性を良くしながら、

 

時間と労力をかけて利用できるように改善しました。

 

 

 

中山間部の農地は大体みな同じような状態ではないでしょうか。

 

大規模な圃場整備をしてから当地では40年が経過し、

 

大規模化、機械化などの取り組みなどがあったそうですが、

 

大きい田んぼでもせいぜい23反で、のり面が高く、平野部で見られる畔を乗り越えての

 

圃場の移動などが無理な場所が多いため、農機の移動も、畦畔の草刈りの労力も平地とは全く違います。

 

そんな山間部ですが、

 

地道にコツコツと取り組んでおります。

BEFORE

工事前

 AFTER

工事後

種取り用ハウスの完成

 

18年末から新規圃場の基盤工事と並行して進めていたのが種採りハウスの建設です。

 

山が近く、周辺からの受粉の可能性も少ない場所ではあるものの、水はけの悪い死地を改良しての建設です。

 

もともと地下水位が高い場所でしたが、畝を高く盛ることで野菜が問題なく育つことは確認できていましたので、土台を作りその上に土を盛り、畝を立ててからの、建設基準の作成。

 建設開始

基盤工事に注力していたため、19年から骨格の建設をはじめました。アーチパイプを配置し、背骨となる直管を5本固定しましたが、やはり地盤が緩いため、場所により水引線より5cm沈むという状態に。

 骨格

アーチの穴に小石など詰め込んで固定してはいましたが、建設を進めて鉄管の骨がそれぞれ組み合わさると重さもそれなりになります。勝手に沈みます。

 

ということで丸太を切って下鉄管と地面の間にかませてジャッキアップ。これで下がりすぎることはなくなりました。一通りの骨組みを組むのは終えて、19年の秋に聖護院蕪の種を撒き、骨組みだけのハウス内で栽培開始です。

 聖護院蕪

20年の1月に入り妻面の建設も終えて、本格的にビニールや防虫ネットの展張となるのですが、綾部では3月に岸焼という川岸や農道・畔などの冬の枯れ草を焼き払う行事があります。

 

山が近いので結構な法面があり、毎年焼くのですが、ビニールハウスにとっては火の粉が飛んで触れると穴の原因になります。今年は雨のため中止になりましたが、当日の天気によるので、中止か岸焼が終わるまでビニールは張れませんでした。そうこうしているうちに無事に育った聖護院蕪は花芽を伸ばし始めます。あまり大きいとは言えませんが霜にも虫にも負けなかった、形の良いものを残して間引き、選抜をします。

 

1月には防虫ネットを張り、岸焼中止後に天井ビニールを張り、急ピッチでハウス外観を建設。無事開花までには扉もついて建設が終わりました。今は開花してくる菜花にひたすら受粉作業をしています。

完成 

今年から夏野菜の一部も植え付けをし、交雑の心配が低いものを種採りしていく予定です。

 

  



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店長ご挨拶

綾部市に移り住んではや6年、木村秋則式自然栽培に学び、無肥料・無農薬での栽培を行っております。
4年間土作りに取組み、まだまだ田んぼの土ですが、そんな中で頑張って根を張り、一生懸命育ったお野菜をご提供しております。
永続可能で環境負荷の低い自然栽培で育った、自然の深い味わいと、変化をお楽しみ頂ければ、幸いです。
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